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【逃げるんですか】記者は尾形聡彦「発言を自慢げにツイート」G7サミット

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21日主要7か国首脳会議(G7サミット) の議長国記者会見で、岸田文雄首相が会見を終えて演台から離れようとした際に「逃げるんですか」と記者が発言しました。岸田首相は「逃げるんですか」の一言に我慢できなかったのか再び演台に戻り3分間質問に答えました。

岸田首相に「逃げるんですか」と発言した記者は尾形聡彦(おがた としひこ)さんだったことが分かりました。

【動画】″逃げるんですか″岸田首相に発言「失礼すぎる」

G7サミットの議長国記者会見で岸田首相は記者4人の質問に答え司会内閣広報官が会見終了を告げたが、男性記者が「広島ビジョン(サミットで採択した核軍縮に関する首脳声明)」について「1問だけでよい」と声を上げました。

 

岸田首相は既に演台から離れようとしましたが、男性記者の「逃げるんですか」の発言に我慢できなかったのか再び演台に戻り質問に答えました。

その時の動画がこちらです。

 

この「逃げるんですか」発言に厳しいコメントが多く見られました。

逃げるんですか? っていう前に、誰に物を言うてんの??って話だがな。時間が決まった中で要点を絞って話したんだからそれ以外何があるのか?? 政治も腐ってるけど、それを監視し疑問を投げ掛けるメディアも腐ってる。記者としての態度ではなくおかしいだろ、総理大臣に対するものではない。
どこの誰が言ったか教えてほしい。 40分間、ほぼ原稿見ずに自分の口で語った岸田総理、及び今回の広島サミットにおける成果を見ると、マスコミも焦るわなぁ。パパラッチをしてるような報道各局は存在意義あるの?
こういう場での記者会見でまで、逃げるのかという発言をする記者の品性を疑う。初めに解散と言う内政の事を聞く記者もそうだが、もう少し場にあった質問と行動をしてもらいたいものだ。定例会見やぶら下がりとは違うのだから
岸田氏の曖昧な表現は腹立たしく思う時もある。 しかし、逃げるんですか?の声は礼儀に反する。 時間オーバーしてそんな言われ様はないだろう。
マスコミは逃げますよね。言いっぱなし。責任取らない。 自分達がやらない事出来ない事を他人にやらせるのだから礼儀ぐらいわきまえたらどうだろうか。 岸田は嫌だが、礼儀は必要。
ギャル美
ギャル美

首相に向かって「逃げるんですか」は確かに失礼な気がする~「岸田首相!どうしても最後に1つだけ質問答えてくださいお願いしますー!!」ぐらい言ってほしかった

まじめ子
まじめ子

時間もオーバーして格国の首脳たちのスケジュールにも影響が出る可能性もある中で、岸田首相が演台に戻って答えたのは内心かなりむかついたんですかねw

 

【逃げるんですか】記者は尾形聡彦「元朝日新聞の記者」

岸田首相に「逃げるんですか」と発言したのは尾形聡彦(おがたとしひこ)さんだということが分かりました。

尾形聡彦さん

尾形聡彦さんは元朝日新聞社の記者で海外でも活躍した記者だったことが分かりました。アメリカのホワイトハウスでも取材をしていた凄腕の記者です。

尾形聡彦さんは2022年6月に朝日新聞を退社し同年7月に「Arc Times」を設立しています。

中央の男性が尾形聡彦さん

 

【逃げるんですか】記者は尾形聡彦「発言を自慢げにツイート」

 

「逃げるんですか」発言をした尾形聡彦さんは自身のツイッターで発言したことを投稿していました。

岸田首相の会見の最後で声を上げ、核軍縮ビジョンについて最前列から問いました。岸田氏は事前に決まっていた4社の質問に答えただけだったので、「事前に決まっていた4社以外にも答えて欲しい。核軍縮ビジョンについて質問させて下さい」と訴えましたが、それでも答えてくれず、「逃げるんですか」とさらに問いました。すると、岸田氏は戻ってきて回答。ただ、首相は核軍縮ビジョンについて、自分の宣伝したい見解を強調しただけでした。私はさらに「核を認める宣言がここで出てしまった、この広島でそんな宣言を出したのは大きな間違いだったのではないか」と問いましたが、首相はそのまま立ち去りました。
今回の核軍縮ビジョンには、米中露英仏の核5大国が昨年1月に出した「核兵器の防衛目的の役割、侵略の抑止、戦争の防止」の効果、をうたった声明と全く同じ英語の文言が盛り込まれ、核軍縮とは名ばかりで、実質は米国主導の核兵器容認声明になっています。
核廃絶のシンボルである広島で、核の抑止力や役割をうたった5大国の昨年1月の声明内容や論理がそのまま盛り込まれたのは、歴史に残る事態です。その点を、首相にきちんと質したかったのですが、首相は私の声かけには戻ってきたものの、マイクできちんと質問させてもらえず、首相は核軍縮ビジョンについての一方的な見解述べただけで終わってしまい、非常に残念でした。
官邸が事前にシナリオを決め、それを日本のプレスも外国プレスも容認しているのはあまりにもおかしいと思います。WHでの大統領会見などG7の首脳会見に私は何度も出てきましたが、日本の首相記者会見は、G7で最低だと感じます。
尾形聡彦さんがツイッターで「逃げるんですか」発言について書いたことでツイッターのコメント欄にも批判の声が多数寄せられていました。
「日本の首相記者会見は、G7で最低」ではなく、あなたのやり方が最低なだけでしょ。 事前に決まっていた4社で少ないと思ったのなら、事前に質問の枠組みを増やして貰ってその中に入るのが筋でしょうに。 岸田首相は事前の約束通りの質問を終えたから退席しようとしたわけで、逃げたわけじゃない。
最初から4社と決められていたのに、わざわざ(うるさいから)戻って答えてくれた首相に、まずは感謝すべきじゃないんですか?それを言うに事欠いて「逃げる」とか超絶失礼な上に、「宣言を出したのが大きな間違い」って、あなたの勝手な考えを押し付けるの、メディアにあるまじき行為でしょ。厚顔無恥にも程がある。
この場で「逃げるんですか」などという稚拙な煽りをする方がいたのはとても残念です。
決めらたルールを破ってるのに、武勇伝にしてる。反省もなし。恥ずかしいです。
ギャル美
ギャル美

すごーーーく長いツイートでびっくりしたw批判多くて動揺した?

まじめ子
まじめ子

「武勇伝にしてる」って言われているように「逃げるんですか」発言を自慢していると捉えられても仕方ないですね

<追記>尾形聡彦経歴「海外経験豊富な記者」

 

尾形聡彦氏の経歴を調査しました。尾形聡彦さんの経歴を下にまとめました。

1969年生まれ
1993年 慶応義塾大学卒業後、朝日新聞に入社
2000年~2001年 米スタンフォード大学客員研修員
2002年~2005年 米サンノゼ特派員としてシリコンバレーを取材
2008年~2009年 ロンドン特派員として欧州経済を取材
2009年~2012年 ワシントン特派員としてホワイトハウスや米財務省、FRBを取材
2015年 経済部次長・国際報道部次長を経て機動特派員としてホワイトハウスや日本政府を取材
2022年 朝日新聞を退社
2022年 Arc Timesを設立
尾形聡彦さんは朝日新聞で海外での取材を多く経験し、退社後はデジタルメディア「Arc Times」の編集長を務めています。
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